はじめに
私は、今年から自分のメインバンクを三菱UFJ銀行から住信SBI銀行に乗り換えました。
乗り換えてから約3ヶ月経ちましたが、もっと早くネット銀行にすれば良かったというのが正直な感想でした。
ネット銀行って対面する人がいないし不安だなとか、セキュリティが心配という声もありますが、最初にお伝えしておきます。
全く心配する必要はないですし、多くの方はネット銀行のメリットの部分を享受できると私は思いました。
そこで今回は、ネット銀行を実際に利用してみてのメリット、デメリットおすすめネット銀行会社を紹介していこうと思います。
この記事はこんな人にオススメ‼︎
- ネット銀行のメリット、デメリットを知りたい人
- おすすめのネット銀行を知りたい人
最初に結論
ネット銀行を利用しての主なメリットは5点になります。
逆にデメリットは4点になります。
- システムメンテナンス等で利用できない時がある
- 対面店舗等がないため、不足の事態に弱い
- パスワードの管理が面倒
- ピン札の両替でできない
おすすめのネット銀行は住信SBIネット銀行です。
私が現在利用しているネット銀行です。エアプではありません。
主な特徴、おすすめ理由は4点です。
- 利用条件によってATM利用手数料が最大20回まで無料
- 定額自動振込機能が便利
- 目的別口座機能、定額自動振替が便利
- 専用アプリでATMの入出金が簡単に行える
ネット銀行を利用してのメリット5点
各種手数料が安い
ネット銀行の1番のメリットは正直この点だと思います。
私が使用していた三菱UEJ銀行ですと、振込手数料は同社の三菱UFJでしたら0円ですが、
他行あてになると、
振込金額3万円未満:154円
振込金額3万円以上:220円 となります。
また引落の手数料も
三菱UFJ銀行のATMですと、8時45分から21時までなら手数料は0円ですが、
その他の時間帯だと、110円の手数料が掛かってしまいます。
セブン銀行ATMでしたら毎月25日と月末以外を除くと、110円から最大330円の手数料が掛かります。
これらの金額は1回だけなら大したことない額ですが、複数回積み重なれば、大きな金額になってしまいます。
それに手数料は私達に何ももたらさない、ただの無駄金です。
その点ネット銀行でしたら、利用条件等はありますが月何回までなら各種手数料0円という価格に設定されていますし、どの時間に手続き行なっても手数料が掛かりません。
節約の観点からもこのメリットは大きいと考えました。
ATMで並ぶ必要が無くなる
給料日になると、大手メガバンクのATMでは度々行列が出来ている光景を見たことあると思います。
ただお金を引き落とすだけなのに何十分も待つことになり、イライラした経験はありませんか?
そんな問題もネット銀行にすれば解決します。
ネット銀行は利用できるATMがメガバンクよりも多いですし、コンビニ等で24時間利用することができます。
わざわざ混みやすい昼の時間にATMを利用することなく、空いている夜の時間に各種手続きをすることができるのでオススメです。
口座の残高をいつでもスマホで確認ができる
ネット銀行は基本的に自分のスマホが通帳代わりになります。
いつでもどこでも、自分の預金残高を確認することができますし、わざわざATMで通帳記帳なんてする必要はありません。
またまた手数料の話になります。
三菱UFJ銀行では2022年の4月以降に新規口座開設した人で紙通帳利用する人は年間手数料として550円掛かります。
通帳記帳も必要、手数料も掛かる、いかに紙の通帳が無駄ということが分かるかと思います。
各種手続きで支店に行く必要がない
ネット銀行はそもそも支店がないため、手続きは基本スマホで各種振込みが可能です。
店舗の営業時間等も気にする必要はありません。
時間のない現代人にとってこのメリットは大きいと実際に使って感じました。
メガバンク等でもネットで振込みはできますが、手数料が掛かります。
ネット銀行は、いつでもどこでも振込ができるのに付随して、手数料が掛からないのがメガバンクとの決定的な違いですね。
メガバンク、地銀よりも金利が高い
多くのネット銀行は、店舗や窓口を持たない代わりに、メガバンクと違い人件費にお金が掛かっていません。
その分メガバンク、地銀と比較すると金利が高い傾向にあります。
ただ金利が高いと言っても、正直そこまでの差はありません。
一昔前でしたら銀行にお金を預けていれば、高い金利で自分の資産を増やすことができましたが、今はそういう時代ではありません。
金利ははっきり言ってしまえば、おまけになります。
お金を増やしたい場合は銀行預金ではなく、証券口座を開設し、投資信託を買って保有し続けた方がより効率的です。
安易に金利の高さだけを基準にしてネット銀行を選ばないよう注意しましょう。
ネット銀行を利用してのデメリット4点
デメリットは下記のとおりですが、あまり大きなデメリットは特にないので安心して下さい。
システムメンテナンスで利用できない時間がある
ネット銀行はシステムメンテナンスと称して、ATMを利用できない時間帯があります。
店舗もないのでメンテナンスに該当した日は、各種手続きが出来ない点には注意が必要です。
大抵の場合は、事前にサイト等で確認することができますので、あまり気にしなくてもいいかもしれません。
対面店舗がないため不足の事態に弱い
ネット銀行は対面店舗がないため、ネット環境がないと基本的に各種手続きはできません。
通信障害、災害時等の不足の事態には、実店舗のあるメガバンクや地銀の方が安心かもしれません。
それでもそのような不足の事態は、年間で数回あるかないかくらいのことですので、気にする必要はないかと思います。
パスワードの管理が面倒
ネット銀行は暗証番号の他にパスワードを管理する必要があります。パスワードを忘れてしまうと残高の確認も各種手続きが出来なくなるので注意が必要です。
再度パスワードを設定するのも面倒なので、しっかりと管理をしましょう。
また簡単なパスワードに設定してしまうと、不正アクセス等の不利益を受ける可能性もあるので、簡易的なパスワードはおすすめしません。
ピン札の両替ができない
最後のデメリットですが、結婚式等のご祝儀のためピン札を包む場面があるかと思います。
メガバンク、地銀では店舗に行けば両替等が出来ますが、ネット銀行では基本的に両替等が出来ません。
当初は両替が出来ないのが不便だなと感じましたが、これも慣れてくると特に気にならなくなります。
そもそもピン札が必要な場面は年に数回程度しかありません。
あまりに折れ曲がったお札をご祝儀に包むのはマナー違反ですが、比較的綺麗なお札ならわざわざピン札ではなくてもいいのではないかと自己解決しました。
住信SBI銀行をおすすめする理由
多くのネット銀行がある中どれがいいのか迷っている方は、住信SBI銀行をおすすめします。
理由は冒頭で軽く触れましたが、もう少し掘り下げて説明していきたいと思います。
利用条件によってATM利用手数料が最大20回まで無料
住信SBI銀行ではスマプロランクという、利用状況により、
- ATM利用手数料の無料回数アップ
- 振込手数料がアップ
する使用になっています。
ランク表は下記のとおりになります。
画像引用:住信SBI銀行公式サイト
私は現在ランク3のため月10回までなら、ATM手数料、振込み手数料が無料で使えます。
ランク4は条件が難しい上に、月20回もATM利用や、各種振込みをする人はいないと思います。
大半の方はランク3まであれば、問題ないかと思います。
さらにランク2になるためには専用のアプリをインストールし、ログインするだけなので非常にお手軽です。
最低でもランク2にはしておきたいところです。
ランク3になる方法は、次回の投稿で詳細に手順を説明できればかと思います。
定額自動振込サービスが便利
住信SBIの便利なサービスで定額自動振込というものがあります。
指定の振込先に毎月または毎週繰り返し振込ができるサービスです。
毎月の家賃、駐車場代などの振込を金額と日付を設定してしまえば、あとは自動で振込をしてくれるので、振込忘れがなくなります。
画像引用:住信SBI銀行公式サイト
このサービスが本当に便利で、私はこの機能で毎月の駐車場代を自動振込に設定しています。
自動振込の設定もスマホから専用アプリで出来るのもおすすめです。
目的別口座機能、定額自動振替が便利
住信SBI銀行では目的別口座を最大10口座まで作ることができます。
イメージとしては1つの口座から、教育資金、冠婚葬祭費などの目的別に分けることができる機能になります。
下記添付の画像は私の口座のものになります。
このように1つの代表口座から、自分の目的に分けてお金を仕分けすることが出来るのが、最大のメリットです。
目標金額も設定できるため、モチベーションも上がりますし、管理も非常に楽です。
さらに金額、日付を設定すると代表口座から目的別口座に自動振替ができます。
毎月定額を目的に分けた貯金ができますので、家計管理に大きく役立ちました。
専用アプリでATMの入出金が簡単に行える
画像引用:住信SBI銀行公式サイト
住信SBI銀行では専用のアプリで全ての取引が完結するもおすすめポイントです。
スマホさえあればキャッシュカードも必要ありません、利用できるATMも下記のとおり非常に多いです。
専用アプリで簡単に現金の引き落としと預入れができるので、キャッシュカードも不要になります。
画像引用:住信SBI銀行公式サイト
おわりに
ネットバンクのメリット、デメリット、住信SBIネット銀行の説明させて頂きました。
住信SBI銀行はSBI証券と互換性もあるので、ネット証券でSBI証券を利用している方にも非常におすすめです。
口座の開設に何となくで大手のメガバンクを利用している方は、乗り換えの参考にしていただけたら幸いです。